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生薬とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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生薬

「生薬は体に良い」などのように使う「生薬」という言葉。

「生薬」は、音読みで「しょうやく」と読みます。

「生薬」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「生薬」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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生薬の意味

「生薬」には次の意味があります。

自然界に産する物質のなかで、ヒトあるいは他の動物に対してなんらかの薬効を有するもの、あるいは有するとの考えから使用されているものをいう。生薬は植物性生薬、動物性生薬、鉱物性生薬に3大別することができる。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

化学的に合成された薬ではなく、自然にあるもので作られた薬のことを言います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・医師でなくても、自分で生薬を調合する者は、そう珍しくはないよ。
(出典:宮部みゆき『孤宿の人 (上)』)

・とりわけ軍内部で有名だったのは「辻の丸薬」なる通称をもつ生薬だった。
(出典:荒俣宏『帝都物語5』)

・そのため、もともと保存されていた生薬のうち、およそ半分は出庫され、治療に使われた。
(出典:加藤秀俊『一年諸事雑記帳(上) 1月~6月』)

・かなり特殊な生薬の原料輸入が中心で、しぜん顧客も安定しているかわりに限られている。
(出典:安部公房『飛ぶ男』)

・文机の前に座って、日中のうちに選んでおいた生薬を刻みはじめると、背後から佐助の顔が近づいてきた。
(出典:畠中恵『しゃばけ』)

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類語

漢方薬かんぽうやく
意味:漢方(中国医学)で用いられる薬物の総称。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

独参湯どくじんとう
意味:人参の一種からなる漢方処方。吐血、下血に用いる強精補血薬。ろくじんとう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

仙薬せんやく
意味:飲むと仙人になるという薬。不老不死の薬。仙丹。(出典:精選版 日本国語大辞典)

霊薬れいやく
意味:不可思議なききめのある薬。霊妙な効能のある薬。神薬。(出典:精選版 日本国語大辞典)

薬餌やくじ
意味:くすりと食物。また、くすり。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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