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客死とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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客死

「海外旅行中に客死する」などのように使う「客死」という言葉。

「客死」は、音読みで「かくし」と読みます。

「客死」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「客死」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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客死の意味

「客死」には次の意味があります。

旅先で、または他国で死ぬこと。(出典:デジタル大辞泉)

家や地元を離れて他所の土地で死んでしまうことを指します。
「かくし」と読むのが一般的ですが、「きゃくし」と読むこともあります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そこにはカイヤント市民やカイヤント市で客死した人々の墓地もあるのだ。
(出典:眉村卓『不定期エスパー2』)

・また、彼らは、マスターが遠い地球で客死したことを知っていたのだろうか?今となっては、それはどうでもいいことだった。
(出典:クラーク『都市と星』)

・彼が帰国していたのは、日本で客死した兄の葬儀のためだった。
(出典:小野不由美『悪夢の棲む家 (上) 挿絵あり』)

・楊君里に縁のあるだれかが精魂塔に日本で客死した彼女の霊を慰めに来たのであろう。
(出典:森村誠一『新・人間の証明(下)』)

・それでロンドンで病状が悪化して、六月のはじめにロンドンで客死したのです。
(出典:柴田南雄『クラシック名曲案内ベスト151』)

類語

行倒れ(ゆきだおれ)
意味:病気・寒さ・飢えなどのため、道ばたで倒れたり死んだりすること。また、その人。行路病者。いきだおれ。(出典:デジタル大辞泉)

野垂れ死に(のたれじに)
意味:道ばたなどに倒れて看護もされずそのまま死ぬこと。行き倒れ。また、それに似たみじめな死に方。(出典:デジタル大辞泉)

急死(きゅうし)
意味:とつぜん死ぬこと。頓死。急逝。(出典:精選版 日本国語大辞典)

非業の最期(ひごうのさいご)
意味:業因による寿命の終わらないうちに最期を迎えること。災難などで思いがけない死に方をすること。非業の死。(出典:デジタル大辞泉)

頓死(とんし)
意味:それまで元気だった人が急病などでにわかに死ぬこと。急死。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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