スポンサーリンク

媒介とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

媒介

「蚊が媒介して伝染病がはやる」などのように使う「媒介」という言葉。

「媒介」は、音読みで「ばいかい」と読みます。

「媒介」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「媒介」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

媒介の意味

「媒介」には次の意味があります。

双方の間に立ってとりもつこと。はし渡しをすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「媒介」には、良くも悪くも、何かと何かの間を「取り持つこと」や「繋がりを持たせること」という意味があります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・実際には区別された二つのものは一つのものに媒介されねばならない。
(出典:戸坂潤『再び「科学の歴史的社会的制約」に就いて』)

・それは禅を媒介とした日本中世の思想にもその反映をみることができる。
(出典:山口昌男『道化的世界』)

媒介生物がいることは確実だと思うが、具体的に何なのかは特定できない。
(出典:小野不由美『屍鬼(上)』)

・何かを媒介しなくば直には触れられないような運命のものであった。
(出典:倉田百三『光り合ういのち』)

・古代において火は日常のあらゆる場面で、生成の媒介となるものであった。
(出典:藤村由加『人麻呂の暗号』)

スポンサーリンク

類語

介在(かいざい)
意味:二つのものの間にはさまってあること。両者の間に存在すること。(出典:デジタル大辞泉)

仲介(ちゅうかい)
意味:当事者双方の間に立って便宜を図り事をまとめること。(出典:デジタル大辞泉)

ファシリテーター
意味:物事を容易にできるようにする人や物。(出典:デジタル大辞泉)

媒体(ばいたい)
意味:一方から他方へ伝えるためのなかだちとなるもの。(出典:デジタル大辞泉)

仲立ち(なかだち)
意味:双方の間に立って事をとりもつこと。また、その人。媒介。仲介。仲立て。(出典:デジタル大辞泉)

タイトルとURLをコピーしました