夜勤
「夜勤通い」などのように使う「夜勤」という言葉。
「夜勤」は、音読みで「やきん」と読みます。
「夜勤」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「夜勤」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
夜勤の意味
「夜勤」には次の意味があります。
・夜間に勤務すること。夜間の勤務。（出典：デジタル大辞泉）
わかりやすく言うと、「夜に職場へ働きに行く」という意味です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・見張りの係が夜勤の人と昼の勤務の人とが交代する時間でもあるんだ。
（出典：尾崎豊『普通の愛』）
・たまたま夜勤についていたおまわりさんが、あなたの顔を知っていたの。
（出典：柴田よしき『Close to You』）
・自分が夜勤で得るわずかな収入が親子三人をかろうじて食べさせている。
（出典：桐野夏生『OUT(上)』）
・ミス・バークレイはしばらく夜勤を休んだほうがいいと思いませんかね?
（出典：ヘミングウェー／高村勝治訳『武器よさらば』）
・雄造は中央郵便局の電気係だが、今日は夜勤で局へ出ているというのだ。
（出典：高木彬光『顔のない女』）
類語
・夜業（やぎょう）
意味：夜間、業務に従事すること。また、その業務。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・徹夜（てつや）
意味：夜どおし寝ないで過ごすこと。（出典：デジタル大辞泉）
・残業（ざんぎょう）
意味：規定の労働時間以後も残って仕事をすること。また、その仕事。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・超過勤務（ちょうかきんむ）
意味：所定の勤務時間をこえて勤務すること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・オーバーワーク
意味：(overwork)能力、体力以上に働くこと。過重な労働。（出典：精選版 日本国語大辞典）
