声優
「声優アイドル」などのように使う「声優」という言葉。
「声優」は、音読みで「せいゆう」と読みます。
「声優」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「声優」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
声優の意味
「声優」には次の意味があります。
・声だけで出演する俳優。ラジオの放送劇や、テレビのナレーション、吹き替えなどをする俳優。(出典:精選版 日本国語大辞典)
アニメやテレビ番組、洋画の吹き替えなど幅広く活躍する職業です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ゲームを遊んだことはないが、歌っている声優は、梨緒と同じ事務所だ。
(出典:北沢慶,山本弘,友野詳『妖魔夜行 暗き激怒の炎』)
・有馬真は舞台での活躍よりも声優としての活躍のほうが目立っていた。
(出典:鈴木光司『リング』)
・たぶん、声優で、なにかのアニメで聞いた声なのだろうと思った。
(出典:北野勇作『人面町四丁目』)
・といって、声優になるための勉強を始めたわけではない。
(出典:阿川佐和子『走って、ころんで、さあ大変』)
・口を開くと声優のようなソフトで良い声だった。
(出典:宮部みゆき『名もなき毒』)
類語
・アクター
意味:映画や演劇などで、役を演じる者。俳優。役者。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・語り手(かたりて)
意味:映画・演劇・放送などで、筋の運びや場面の説明などを話す人。ナレーター。(出典:デジタル大辞泉)
・CV
意味:アニメなどのキャラクターの声を担当する人のこと。声優。(出典:デジタル大辞泉)
・役者(やくしゃ)
意味:能楽・歌舞伎などで、役に扮して演じる人。俳優。(出典:デジタル大辞泉)
・俳優(はいゆう)
意味:舞台に立って、また演劇・映画・テレビなどで、演技することを職業としている人。(出典:デジタル大辞泉)