哺乳動物
「哺乳動物の図鑑」などのように使う「哺乳動物」という言葉。
「哺乳動物」は、音読みで「ほにゅうどうぶつ」と読みます。
「哺乳動物」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「哺乳動物」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
哺乳動物の意味
「哺乳動物」には次の意味があります。
・ 哺乳類のこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「哺乳動物」は、脊椎動物という背骨のある動物の総称です。
ほとんどの哺乳動物は卵ではなく、赤ちゃんを産みます。
体に毛が生えていることも特徴です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・なるほどわれわれの先祖もかつては哺乳動物であった時代がありました。
(出典:横溝正史『血蝙蝠』)
・彼女はただ哺乳動物であるから母親になったまでである。
(出典:ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』)
・ちょっと本をのぞいてみたんですが、それは中世代の哺乳動物でした。
(出典:ウェブスター/北川悌二訳『あしながおじさん』)
・この革のバンドには羽根や花や小さな哺乳動物の尾が差してある
(出典:E・R・バローズ『失われた大陸』)
・相互の無防備さは、閉鎖環境で天敵もなく進化してきた大型哺乳動物にたとえられます。
(出典:田中ロミオ『人類は衰退しました-1』)
類語
・鳥獣(ちょうじゅう)
意味:とりやけもの。(出典:デジタル大辞泉)
・海獣(かいじゅう)
意味:海にすむ哺乳類の総称。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・温血動物(おんけつどうぶつ)
意味:外界の温度の変化に関係なく、常に一定の体温を保つことのできる動物。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・畜生(ちくしょう)
意味: 禽獣・虫魚などの総称。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・生類(しょうるい)
意味:生命のあるもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)