同級生
「同級生との再会」などのように使う「同級生」という言葉。
「同級生」は、音読みで「どうきゅうせい」と読みます。
「同級生」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「同級生」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
同級生の意味
「同級生」には次の意味があります。
・同じ学級の生徒。(出典:精選版 日本国語大辞典)
狭義の意味ではクラスメートの意味合いで使われますが、社会に出てからは共通性として、同じクラスではない別の学校でも、学んだ年度が同じであれば「同級生」という言葉が使われます。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私が同級生の彼女を愛していることは、確かなことに感じられていたし。
(出典:川島誠『もういちど走り出そう』)
・当時の同級生だった連中に聞いても私と同じようにおぼえていません。
(出典:光瀬龍『明日への追跡』)
・同級生と喧嘩してよく泣かせたがどうしたわけか、私とは仲がよかった。
(出典:倉田百三『光り合ういのち』)
・中学や高校にいた、成績のよかった同級生の顔がいくつか思い出された。
(出典:東野圭吾『幻夜』)
・親にも兄弟にも好かれなかったし、教師にも同級生にも好かれなかった。
(出典:村上春樹『1Q84 BOOK3』)
類語
・クラスメート
意味:同じクラスで学ぶ生徒。(出典:デジタル大辞泉)
・級友(きゅうゆう)
意味:同じ学級の友達。同じ学年の友達。(出典:デジタル大辞泉)
・同窓生(どうそうせい)
意味:同じ学校の出身者。(出典:デジタル大辞泉)
・タメ
意味:同じ学年、同い年のこと。(出典:とっさの日本語便利帳)
・同輩(どうはい)
意味:地位・年齢・身分などが同じくらいの人。(出典:デジタル大辞泉)