受注
「仕事を受注する」などのように使う「受注」という言葉。
「受注」は、音読みで「じゅちゅう」と読みます。
「受注」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「受注」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
受注の意味
「受注」には次の意味があります。
・注文を受けること。(出典:デジタル大辞泉)
「受注」は「注文をもらうこと」を意味するため、対義語は「注文をすること」を意味する「発注」となります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・一日に十台前後、月に二百台くらい生産しているが、受注は縮小傾向にある。
(出典:中村航『ぐるぐるまわるすべり台』)
・一年ほど前から、無理をしないようにと、原稿の受注をへらしている。
(出典:星新一『きまぐれエトセトラ』)
・これは複数の業者が複数の議員に受注を依頼するために、議員間に競合が生じる。
(出典:松本清張『迷走地図(上)』)
・また田中は土木工事を請け負う企業を所有していたから、受注側でもあった。
(出典:水木楊『田中角栄 その巨善と巨悪』)
・きみのおかげで会社は大きな仕事を何度も受注した。
(出典:森村誠一『棟居刑事の情熱』)
類語
・注文(ちゅうもん)
意味:種類・寸法・数量・価格などを示して、その物品の製造や配達・購入などを依頼すること。また、その依頼。(出典:デジタル大辞泉)
・発注(はっちゅう)
意味:注文を出すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・申込み(もうしこみ)
意味:申し込むこと。また、その内容や手続き。(出典:デジタル大辞泉)
・オーダー
意味:注文。発注。(出典:デジタル大辞泉)
・用命(ようめい)
意味:用事を言いつけること。また、商品などを注文すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)