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求心力とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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求心力

「求心力が低下する」などのように使う「求心力」という言葉。

「求心力」は、音読みで「きゅうしんりょく」と読みます。

「求心力」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「求心力」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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求心力の意味

「求心力」には次の意味があります。

他人を引きつけ、その人を中心にやっていこうとさせる力。(出典:デジタル大辞泉)

「求心力」はもともと「物体が円運動をするとき、その物体の中心に向かって働く力」を意味する言葉ですが、比喩的に「他人をひきつける力」というような意味で使うことが多いです。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・その求心力は歴代総理大臣の誰よりも勝っていることだろう。
(出典:谷川流『10 涼宮ハルヒの驚愕(前)』)

・わたしがいなくなれば、教団そのものは求心力を失っていくだろう。
(出典:村上春樹『1Q84 BOOK2』)

・彼らは大きな求心力を用意できず、結果、空中分解してしまった。
(出典:伊都工平『天槍の下のバシレイス1 まれびとの棺 〈上〉』)

・疑心暗鬼が横行する組織に結束力や求心力がはたらいたためしはない。
(出典:里中哲彦『鬼平犯科帳の人生論』)

・今のホンダには求心力になる旗印がない。
(出典:佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(下)』)

・もう一度求心力を回復しようとしたのだろうか。
(出典:川島誠『ロッカーズ』)

・誰もが視線を向けずにはいられない、その外見の圧倒的求心力
(出典:竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第2巻』)

・今までの中央への求心力収斂型から、地方への遠心力拡散型へ移る徴候を示しているときだけに、今度の官民一体の意思表明には大きな関心がある。
(出典:赤瀬川隼『球は転々宇宙間』)

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