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収録とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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収録

「テレビ番組の収録」などのように使う「収録」という言葉。

「収録」は、音読みで「しゅうろく」と読みます。

「収録」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「収録」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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収録の意味

「収録」には次の二つの意味があります。

1 作品や記事を書物・雑誌・新聞などに取り入れて載せること。
2 録画・録音をすること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

収録の意味①「作品や記事を書物・雑誌・新聞などに取り入れて載せること。」

「収録」の一つ目の意味は「作品や記事を書物・雑誌・新聞などに取り入れて載せること。」です。

「作品全集に収録する」などの場合はこの意味です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・角川文庫に収録するに際して、二冊に分けなければならなかった。
(出典:星新一『きまぐれ博物誌』)

収録の論文のなかには、文章のほとんどで断定を避けているのもある。
(出典:星新一『きまぐれエトセトラ』)

収録されている短編も純粋の推理小説の手法を使っているという。
(出典:ガボリオ/松村喜雄訳『ルコック探偵(下)』)

・本書に収録した言葉からも彼女の息のようなものが伝わってくる。
(出典:三浦綾子『永遠のことば』)

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類語

採録(さいろく)
意味:取り上げて記録すること。(出典:デジタル大辞泉)

集録(しゅうろく)
意味:集めて記録すること。また、その記録。(出典:デジタル大辞泉)

載録(さいろく)
意味:書物や記録などに、書いてのせること。(出典:デジタル大辞泉)

収載(しゅうさい)
意味:書物や資料などにのせること。収録。(出典:デジタル大辞泉)

収録の意味②「録画・録音をすること。」

「収録」の二つ目の意味は「録画・録音をすること。」です。

映像や音声データとして記録することを意味します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・テレビドラマの収録が終わると、つぎはご夫婦で広告の撮影だとか?
(出典:喜多嶋隆『ツイン・ルームから海が見える』)

・大ヒットした唄じゃない、LPにしか収録されていなかったんだよ。
(出典:高橋克彦『幻少女』)

・ひととおりの証言をビデオに収録し終えると、サヤーがソファを立った。
(出典:石田衣良『池袋ウエストゲートパーク 第4巻 電子の星』)

・いまはこの作品のキモともいえる重要なシーンの収録中でね。
(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!短編集6 あてにならない六法全書?』)

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類語

採録(さいろく)
意味:声や音を録音すること。(出典:デジタル大辞泉)

録音(ろくおん)
意味:再生を目的として、音声・音楽・音響などを種々の媒体に記録すること。また、その音。(出典:デジタル大辞泉)

録画(ろくが)
意味:再生を目的として、画像をテープ・ディスク・フィルムなどの媒体に記録すること。また、その画像。(出典:デジタル大辞泉)

吹込み(ふきこみ)
意味:レコーダーなどを使用して録音すること。(出典:デジタル大辞泉)

記録(きろく)
意味:将来のために物事を書きしるしておくこと。また、その書いたもの。現在では、文字に限らず、映像や音声、それらのデジタルデータも含んでいう。(出典:デジタル大辞泉)

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