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反旗とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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反旗

「反旗を翻す」などのように使う「反旗」という言葉。

「反旗」は、音読みで「はんき」と読み、「叛旗」とも表記できます。

「反旗」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「反旗」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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反旗の意味

「反旗」には次の意味があります。

謀反を起こして立てる旗。(出典:デジタル大辞泉)

つまりは、国家など、その時権力を握っている者に反逆して兵を挙げたり、ひそかに計画をして反逆行為をする時などに、反逆していることを象徴して掲げる旗のことです。
多くの場合は「反旗を翻す」という慣用句として「反逆をおこす」という意味で用いられます。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・まさか入鹿に反旗をひるがえす者が出るなど、思いもよらぬことだった。
(出典:井沢元彦『日本史の叛逆者 私説・壬申の乱』)

・ところがいよいよその機会のきた日に、細君が急に反旗をひるがえした。
(出典:A・C・ドイル『新潮文庫 シャーロックホームズ全集 バスカヴィル家の犬』)

・尾張で反旗を翻されたならどう対応するか、音彦はまだ決めていなかった。
(出典:黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 4 東征の巻(上)』)

・そしてついにはお前にそむいて、自由の反旗をひるがえすことにもなるのだ。
(出典:ドストエフスキー/北垣信行訳『カラマーゾフの兄弟』)

・それを日高に告げたことで、反旗の旗幟(きし)を明らかにしたのだ
(出典:森村誠一『生前情交痕跡あり』)

類語

白旗(しろはた)
意味:白色の旗。降伏や戦意のないことを示すときなどに用いる。(出典:デジタル大辞泉)

赤旗(あかはた)
意味:赤色の旗。/革命派の旗。共産党や労働者が掲げる旗。/危険信号の旗。/競技などで、失敗・無効を示す旗。(出典:デジタル大辞泉)

弔旗(ちょうき)
意味:弔意を表すために掲げる国旗。旗竿の球を黒布で包み、球と旗竿との間に細長い黒布をつけたり半旗にしたりしたもの。(出典:デジタル大辞泉)

半旗(はんき)
意味:弔意を表すために、国旗などを旗ざおの先から3分の1ほど下げて掲げること。また、その旗。(出典:デジタル大辞泉)

錦旗(きんき)
意味:「錦にしきの御旗(みはた)」に同じ。赤地の錦に、日月を金銀で刺繍ししゅうしたり、描いたりした旗。鎌倉時代以後、朝敵を征討する際に官軍の旗印に用いた。(出典:デジタル大辞泉)

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