協調性
「協調性を持つ」などのように使う「協調性」という言葉。
「協調性」は、音読みで「きょうちょうせい」と読みます。
「協調性」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「協調性」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
協調性の意味
「協調性」には次の意味があります。
・他の人と物事をうまくやってゆける傾向や性質。 (出典:大辞林 第三版)
対人関係の在り方に関する言葉になっています。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・だが、どこの世界にも協調性など薬にしたくもないという人々が存在する。
(出典:九里史生『SAO Web 01』)
・ここでも協調性がなく、いつも仲間たちから孤立していたそうである。
(出典:森村誠一『精神分析殺人事件』)
・あの兄弟の叔母とかいうだけあって、協調性や社会性のかけらもない。
(出典:田中芳樹『創竜伝 第04巻』)
・協調性やリーダーシップを鍛えていくことが、大切になってきます。
(出典:沖藤典子『女が会社へ行きたくない朝』)
・いや、雑居の場合、それぐらいで笑ったほうが、協調性がある者として生活しやすいのだけど。
(出典:石丸元章『アフター・スピード 留置場→拘置所→裁判所』)
類語
・協同(きょうどう)
意味:複数の個人や団体が心や力をあわせて同じ目的、共通の利益を守るために事にあたること。(出典:大辞林 第三版)
・連携(れんけい)
意味:互いに連絡をとり協力して物事を行うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・和協(わきょう)
意味:仲よくして力を合わせること。和衷(わちゅう)協同。(出典:デジタル大辞泉)
・調停(ちょうてい)
意味:争いをしている者の間に入り、それをやめさせること。仲直りさせること。仲裁。(出典:大辞林 第三版)
・協力(きょうりょく)
意味:力を合わせて事にあたること。(出典:デジタル大辞泉)