創始者
「学校の創始者」などのように使う「創始者」という言葉。
「創始者」は、音読みで「そうししゃ」と読みます。
「創始者」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「創始者」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
創始者の意味
「創始者」には次の意味があります。
・ある物事を最初に始めた人。（出典：デジタル大辞泉）
「創始者」という言葉をわかりやすく言うと、「最初にやった人」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・創始者の後を承けたプトレマイオス二世の時代は大躍進の時代となった。
（出典：創始者の後を承うけたプトレマイオス二世の時代は大躍進の時代となった。）
・特に創始者の場合、ほとんど神格化されているといっていいでしょう。
（出典：野坂昭如『てろてろ』）
・しからばこの「統計学」という名称の創始者はそもそも何人であろうか。
（出典：穂積陳重『法窓夜話』）
・この染物屋がどうしてまた吉岡流とも呼ばれる剣法の創始者となったか。
（出典：山田風太郎『忍法剣士伝』）
・日本舞踊の創始者は、腰骨神経痛で苦しみ抜いた人ではなかったろうか。
（出典：井伏鱒二『黒い雨』）
類語
・開拓者（かいたくしゃ）
意味：新しい領域を切り開く人。（出典：デジタル大辞泉）
・先駆け（さきがけ）
意味：他のものより先になること。また、そのもの。（出典：デジタル大辞泉）
・草分け（くさわけ）
意味：ある物事を初めて行うこと。また、その人。（出典：デジタル大辞泉）
・パイオニア
意味：他に先駆けて物事を始める人。（出典：）
・先駆者（せんくしゃ）
意味：他人に先立って物事をする人。（出典：デジタル大辞泉）
