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出納とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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出納

「現金出納帳」などのように使う「出納」という言葉。

「出納」は、音読みで「すいとう」と読みます。

「出納」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「出納」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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出納の意味

「出納」には次の意味があります。

・金銭や物品を出し入れすること。支出と収納。(出典:デジタル大辞泉)

「出納」の「納」は「とう」と読みますが、これは慣用音と呼ばれるものです。
慣用音とは、元々は誤った読みが広く一般的に使われるようになって正しい音と認められるようになったものです。
平安時代〜昭和初期にかけては「しゅつのう」と読んでいたようですが、現在は「すいとう」と読むのが一般的になっています。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・なぜ小切手なのかと訊くと、金銭の出納にうるさいからだと言っていた。
(出典:秋山駿『人生の検証』)

・塩田は主に出納の事に当り、わたくしは主に診療の事に当つたのである。
(出典:森鴎外『伊沢蘭軒』)

・一番々頭が持参する日々の出納帳もあまり身にしみては見なかつた。
(出典:岡本かの子『老主の一時期』)

・それに、出納箱や伝票箱を使っとる銀行がどこにあるか、わしは知らん。
(出典:小林信彦『紳士同盟』)

・佐賀はその寄付金の出納をごまかしていくらかを自分のものにしてしまっていたんですな。
(出典:柴田よしき『紫のアリス』)

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類語

・収支(しゅうし)
意味:収入と支出。(出典:デジタル大辞泉)

・出し入れ(だしいれ)
意味:出すことと入れること。出したり入れたりすること。(出典:デジタル大辞泉)

・経理(けいり)
意味:会計・給与に関する事務。また、それを処理すること。(出典:デジタル大辞泉)

・会計(かいけい)
意味:金銭の収支や物品・不動産の増減など財産の変動、または損益の発生を貨幣単位によって記録・計算・整理し、管理および報告する行為。また、これに関する制度。(出典:デジタル大辞泉)

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