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嫡出子とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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嫡出子

「嫡出子と非嫡出子で扱いが違う」などのように使う「嫡出子」という言葉。

「嫡出子」は、音読みで「ちゃくしゅつし」と読みます。

「嫡出子」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「嫡出子」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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嫡出子の意味

「嫡出子」には次の意味があります。

嫡妻から生まれた子。法律上の婚姻関係にある夫婦の間に生まれた子。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「嫡」は「本妻」や「正妻」を意味する漢字です。
「嫡出子」をわかりやすく言えば「本妻が産んだ子供」という意味です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

嫡出子かどうかに関係なく、政府はいつでも優秀な行政官を求めているからな。
(出典:エディングス『エレニア記5 聖都への旅路』)

・父はもともと祖父の嫡出子ではなく、いわゆる「御脇腹」でありました。
(出典:浅田次郎『壬生義士伝 下』)

・法的には嫡出子ではないのですから、親の罪が子におよぶことはありません。
(出典:田中芳樹『銀河英雄伝説 9 回天編』)

・しかし嫡出子がいなくなれば、全部胎の中の子供のものになる。
(出典:森村誠一『恐怖の骨格』)

・和正の正式の妻となること、そうしてあなたの妊った子供を和正の嫡出子として認めさせることを。
(出典:皆川博子『光源氏殺人事件』)

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類語

正出(せいしゅつ)
意味:本妻から生まれること。また、その子。(出典:精選版 日本国語大辞典)

生粋(きっすい)
意味:まじりけがなくすぐれていること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

当腹(とうはら)
意味:現在の妻の腹から生まれたこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

正嫡(せいちゃく)
意味:本妻から生まれた長子。(出典:精選版 日本国語大辞典)

跡取り(あととり)
意味:家督を継ぐこと。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

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