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崩御とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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崩御

「国王が崩御された」などのように使う「崩御」という言葉。

「崩御」は、音読みで「ほうぎょ」と読みます。

「崩御」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「崩御」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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崩御の意味

「崩御」には次の意味があります。

・天皇・皇后・皇太后・太皇太后を敬ってその死をいう語。古くは、上皇・法皇にもいった。(出典:大辞林 第三版)

「崩御」という言葉は、使用される場面が非常に限定されていて、日本国内では天皇・皇后・皇太后・太皇太后などの死を表す最高敬語です。
外国の国王などに対しても使用されます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・天皇が崩御になった九州のある地方の名がすなわちこの村の名になっている。(出典:寺田寅彦『田園雑感』)

・シャルル九世が崩御し、後継者が即位してから一年がたっていた。
(出典:アレクサンドル・デュマ/鹿島茂『編訳 王妃マルゴ(下)』)

・ベルギー皇帝がただ一人で自動車を運転していて山の中の崖から墜落して崩御された。
(出典:寺田寅彦『柿の種』)

・国歌大観によると、二条院崩御の後、俊成の作つた歌と言ふのがある。
(出典:折口信夫『鸚鵡小町)

・そのさらに翌年の一月、徳宗皇帝が崩御して、李誦が順宗皇帝となったのである。
(出典:夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ二』)

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類語

・薨去(こうきょ)
意味:皇族または三位(さんみ)以上の貴人の死去すること。薨逝(こうせい)。(出典:デジタル大辞泉)

・神去る(かみさる)
意味:天皇など、高貴の人が死去する。崩御(ほうぎょ)する。薨去(こうきょ)する。かんさる。神上がる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・御隠れ(おかくれ)
意味:身分の高い人、また目上の人が死ぬこと。(出典:デジタル大辞泉)

・天上(てんじょう)
意味:天に昇ること。また、死ぬこと。昇天。(出典:デジタル大辞泉)

・逝去(せいきょ)
意味:他人を敬って、その死をいう語。(出典:デジタル大辞泉)

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