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先見の明とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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先見の明

「先見の明をもった人物」などのように使う「先見の明」という言葉。

「先見の明」は、音読みで「せんけんのめい」と読みます。

「先見の明」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「先見の明」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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先見の明の意味

「先見の明」には次の意味があります。

物事がおこる以前に見抜く見識。将来のことを見通すかしこさ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

予測力や洞察力にすぐれ、先を読む力があることを意味します。
また「先見の識」ともいいます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・もっともこれを先見の明と呼ぶのか、単に偶然の結果と呼ぶのかはまた別の話ではある。
(出典:榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 4 ストラグル・クリムゾン』)

・幕府の役人にそれほどの先見の明があったとは言いがたい。
(出典:島崎藤村『夜明け前』)

・池田純久氏のこの先見の明は結果においては一部とんでもない失敗となった。
(出典:半藤一利『日本のいちばん長い日』)

・私は一連枝にすぎないからと、一応辞退したというその人にも先見の明がある。
(出典:長谷川時雨『九条武子』)

・その点では、彼の先見の明に感謝しなくてはなるまい。
(出典:山本弘『神は沈黙せず』)

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類語

洞察力(どうさつりょく)
意味:物事を見ぬく力。見通す力。(出典:精選版 日本国語大辞典)

慧眼(けいがん)
意味:さとい眼力。鋭い活眼力。物事の本質を鋭く見抜く洞察力。炯眼。(出典: 精選版 日本国語大辞典 )

活眼(かつがん)
意味:物事の道理や本質をよく見分ける眼識。(出典:デジタル大辞泉)

明察(めいさつ)
意味:はっきりと事情・事態を推察すること。よく真相を見抜くこと。(出典: 精選版 日本国語大辞典 )

卓見(たっけん)
意味:物事を正しく見通す、すぐれた意見・見識。卓識。(出典:デジタル大辞泉)

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