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併呑とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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併呑

「国を併呑する」などのように使う「併呑」という言葉。

「併呑」は、音読みで「へいどん」と読みます。

「併呑」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「併呑」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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併呑の意味

「併呑」には次の意味があります。

あわせのむこと。他の勢力を自分の勢力下に入れること。(出典:デジタル大辞泉)

「併呑」をわかりやすく言うと「大きいものが小さいものを取り込むこと」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・いずれにしても唐は、すべての国を併呑しようとするはずだ。
(出典:井沢元彦『日本史の叛逆者 私説・壬申の乱』)

・次いで織田家の存在確立のため、美濃の併呑を念願し、それを果し得た。
(出典:池宮彰一郎『本能寺(上)』)

・わが同盟が帝国に併呑されれば、今日にいたる彼らの努力は水泡に帰する。
(出典:田中芳樹『銀河英雄伝説 4 策謀篇』)

・最初は小さい所から遣り出して、 極小さいものを併呑して恐悦がる。
(出典:ゲーテ/森鴎外訳『ファウスト(下)』)

・アの国に併呑されたミの国の地名は、現在の段階では変更されていない。
(出典:富野由悠季『オーラバトラー戦記 9 オーラ壊乱』)

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類語

併合(へいごう)
意味:いくつかのものを合わせて一つにすること。また、合わさって一つになること。(出典:デジタル大辞泉)

綜合(そうごう)
意味:個々別々のものを一つに合わせてまとめること。(出典:デジタル大辞泉)

統合(とうごう)
意味:二つ以上のものを合わせて一つにすること。(出典:デジタル大辞泉)

インテグレーション
意味:差別を撤廃し統合すること。(出典:デジタル大辞泉)

合同(ごうどう)
意味:独立している二つ以上のものが一つになること。(出典:デジタル大辞泉)

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