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向こう傷とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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向こう傷

「顔面の向こう傷が印象的な人だった」などのように使う「向こう傷」という言葉。

「向こう傷」は、訓読みで「むこうきず」と読みます。

「向こう傷」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「向こう傷」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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向こう傷の意味

「向こう傷」には次の意味があります。

敵と戦って、からだの前面に受けた傷。(出典:デジタル大辞泉)

「向こう傷」を分かりやすくいうと、戦いで体の正面に負ってしまった傷のことです。
反対に後ろに受けた傷のことを「後ろ傷」と言います。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・当然ぶち倒してやったが、こっちは素人なので向こう傷も多くなってしまう。
(出典:奈須きのこ『空の境界 (上)』)

・その上額に向こう傷がある。
(出典:国枝史郎『南蛮秘話森右近丸』)

・そなたの向こう傷とは違ってな、せいぜい女たちに見せびらかすことしかできはしないが。
(出典:久美沙織『ドラゴンクエスト5 天空の花嫁 第1巻』)

・片足の不自由な亭主を、向こう傷のある男ジェストがむかえた。
(出典:荻原規子『西の善き魔女外伝2 銀の鳥プラチナの鳥』)

・道夢斎も向こう傷を歪ませ不敵に微笑んだ。
(出典:和田竜『村上海賊の娘 下巻』)

類語

怪我(けが)
意味:過失によって負傷すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

手傷(てきず)
意味:戦闘などで受けたきず。(出典:デジタル大辞泉)

傷病(しょうびょう)
意味:けがや病気。(出典:デジタル大辞泉)

生傷(なまきず)
意味:なまなましい傷。(出典:デジタル大辞泉)

傷痕(しょうこん)
意味:きずのあと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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