会談
「各国首脳と会談を行った」などのように使う「会談」という言葉。
「会談」は、音読みで「かいだん」と読みます。
「会談」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「会談」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
会談の意味
「会談」には次の意味があります。
・寄り集まって話をすること。面会して話し合うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「会談」をわかりやすく言うと「何人かで集まって話をすること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・この三者会談が一回だけに終わらないことを予測して網を張ったのである。
(出典:森村誠一『凶通項』)
・二人の会談結果をニューヨークでじっと待っていた一人の男がいた。
(出典:佐藤正明『トヨタ・GM 巨人たちの握手』)
・下山は、三越の地下鉄付近で或る人物と秘密会談をする約束をしていた。
(出典:松本清張『日本の黒い霧(上)』)
・会談中に何回か運ばれた熱い茶が、また同じ男の手で運ばれてきた。
(出典:豊島与志雄『秦の出発』)
・「女と船員との会談の結果はいつわかるのだね」アシェンデンが尋ねた。
(出典:モーム/篠原慎訳『諜報員アシェンデン』)
類語
・座談会(ざだんかい)
意味:人々がある問題を中心にして、形式ばらない状態で話し合う会合。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・ディベート
意味:論争。討議。特に、あるテーマについて、二つのグループに分かれて行なわれる討論会。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・協議(きょうぎ)
意味:集まって相談すること。(出典:デジタル大辞泉)
・内談(ないだん)
意味:内々で話しあうこと。内密に話しあうこと。また、その相談。下相談。密談。内話。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・団居(まどい)
意味:1か所に集まり会すること。特に親しい者どうしが集まって楽しむこと。団欒だんらん。(出典:デジタル大辞泉)