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率先垂範とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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率先垂範

「率先垂範する」などのように使う「率先垂範」という言葉。

「率先垂範」は、音読みで「そっせんすいはん」と読みます。

「率先垂範」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「率先垂範」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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率先垂範の意味

「率先垂範」には次の意味があります。

先に立って模範を示すこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

言い換えると、自ら人の先頭に立って、物事を行い、手本となることです。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

率先垂範の美風は兵と全く同一生活の体験の中から生まれ出るべき筈である。
(出典:石原莞爾『戦争史大観』)

・たとえば青年将校たちには、下士官兵を前にした率先垂範が奨励される。
(出典:佐藤大輔『皇国の守護者2 名誉なき勝利』)

・そういう細かさは、東京にあっては率先垂範の美談として報じられるのだったが、この地にあっては、小心で事務的な官吏の像としかとらえられなかった。
(出典:保阪正康『東條英機と天皇の時代(下) 日米開戦から東京裁判まで』)

・個性の強い西田が、この率先垂範の模範である青年将校から深い感銘を受けたことは、容易に想像出来る。
(出典:豊田穣『革命家・北一輝』)

・だが、越軍が精鋭化した根源は、景虎の人格と、率先垂範の気性がもたらす統率力にあった。
(出典:咲村観『上杉謙信地の巻』)

類語

率先躬行(そっせんきゅうこう)
意味:先に立って実践すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

実践躬行(じっせんきゅうこう)
意味:実際に自分自身で行為にあらわすこと。自分で実地に行なうこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

陣頭指揮(じんとうしき)
意味:軍隊の先頭に立って指揮すること。長たる人が直接現場に出て指揮すること。(出典:デジタル大辞泉)

範を垂れる(はんをたれる)
意味:みずから手本を示す。(出典:デジタル大辞泉)

隗より始めよ(かいよりはじめよ)
意味:大事業をするには、まず身近なことから始めよ。また、物事は言い出した者から始めよということ。(出典:デジタル大辞泉)

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