会社
「世界にはたくさんの会社がある」などのように使う「会社」という言葉。
「会社」は、音読みで「かいしゃ」と読みます。
「会社」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「会社」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
会社の意味
「会社」には次の意味があります。
・会社法に基づいて設立された法人。株式会社・合名会社・合資会社・合同会社の4種がある。（出典：デジタル大辞泉）
つまり「会社」とは、法律に従って設立されたもので、現在では四種類の会社の形があります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・その場所さ。そこはたまたま僕がしばらく働いていたことのある砂糖会社の土地でね。
（出典：片岡義男『ラハイナまで来た理由』）
・なぜならば彼らは自分の力によって取るだけのものは会社から取るから
（出典：伊丹万作『映画界手近の問題』）
・男は著名な会社に務めて地位も上り、今も独身でゐるといふ噂であつた。
（出典：坂口安吾『老嫗面』）
・その晩会社の方では叔父がいなければ解らないような用事が出来ていた。
（出典：徳田秋声『足迹』）
・年があらたまってからも私はそんな気持を抱いたまま会社へ出ていた。
（出典：久坂葉子『灰色の記憶』）
類語
・企業（きぎょう）
意味：営利を目的として、継続的に生産・販売・サービスなどの経済活動を営む組織体。（出典：デジタル大辞泉）
・社（しゃ）
意味：「会社」「新聞社」などの略。（出典：デジタル大辞泉）
・商会（しょうかい）
意味：商業上の組織。多く、会社・商店の名につけて用いる。（出典：デジタル大辞泉）
・カンパニー
意味：会社。商会。商社。ふつうCo.と略記する。（出典：デジタル大辞泉）
・弊社（へいしゃ）
意味：自分の会社をへりくだっていう語。（出典：デジタル大辞泉）
