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沈殿とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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沈殿

「川底に泥が沈殿している」などのように使う「沈殿」という言葉。

「沈殿」は、音読みで「ちんでん」と読みます。

「沈殿」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「沈殿」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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沈殿の意味

「沈殿」には次の意味があります。

溶液中にまじっている微小固体が底に沈んでたまること。化学では、溶液中の化学反応で不溶性の生成物ができること。(出典:デジタル大辞泉)

「オレンジジュースの果肉が沈殿した」などのように、元々は混ざっているものが底に沈んでたまることをいいます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

沈殿した白い綺麗な砂の底に、昔のものらしい、大理石の切板が見えた。
(出典:小川一水『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』)

・それでも一度出来てしまったしこりは澱のように沈殿して決して消えはしなかった。
(出典:縞田理理『霧の日にはラノンが視える4』)

・ここ数日の疲れが、泥が沈殿するように溜まっているのが、自分でもよくわかった。
(出典:東野圭吾『秘密』)

・日常でも、ふと、その沈殿物が揺さぶられて意識に上ることがある。
(出典:酒見賢一『ピュタゴラスの旅』)

・それまで沈殿していた泥水が棒で激しく掻きまわされたような喧騒に映った。
(出典:初野晴『水の時計』)

類語

沈没(ちんぼつ)
意味:水や泥などの中に沈み入ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

沈下(ちんか)
意味:沈み下がること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

沈降(ちんこう)
意味:沈んで下にたまること。(出典:デジタル大辞泉)

淀む(よどむ)
意味:底に沈んでたまる。(出典:デジタル大辞泉)

澱む(おどむ)
意味:底に沈んでたまる。(出典:デジタル大辞泉)

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