頭数
「頭数をそろえる」などのように使う 「頭数」という言葉。
「頭数」は、訓読みで「あたまかず」と読みます。
「頭数」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「頭数」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
頭数の意味
「頭数」には次の意味があります。
・人の数。人数。(出典:デジタル大辞泉)
「頭数をそろえる」で、「人数をそろえる」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・商人はその港で各地からの奴隷の頭数が揃うまで待った。
(出典:酒見賢一『ピュタゴラスの旅』)
・最初から捜査の頭数に入っていないからこそ、こんなことができる。
(出典:宮部みゆき『R.P.G.(集英社)』)
・中隊らしく思われたが、それにしては頭数が少なすざるからであった。
(出典:佐藤大輔『皇国の守護者2 名誉なき勝利』)
・つまりは、民族の頭数も武器と同じレベルってことだったのね。
(出典:森博嗣『四季 4 冬』)
・頭数を数えるには暗すぎたが、それでもみんなちゃんと起きているようだ。
(出典:ゴードン・R・ディクスン『ドラゴンの騎士〔下〕』)
類語
・人数(にんずう)
意味:人のかず。人員。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・員数(いんすう)
意味:人や物のかず。特に、一定の枠内の数量や人数。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・人員(じんいん)
意味:集団や組織体を構成する人の数。また、構成する人。(出典:デジタル大辞泉)
・定員(ていいん)
意味:規則によって定められた組識などの人数。(出典:デジタル大辞泉)
・人口(じんこう)
意味:一国、または一定の地域に住む人の総数。(出典:精選版 日本国語大辞典)