乳液
女性の身だしなみのひとつに挙げられる化粧。
その化粧の中の大事なものに化粧品に「乳液」があります。
この記事では「乳液」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、分かりやすく解説していきます。
乳液の意味
乳液には次の意味があります
・乳状の化粧水。構成成分はクリームに近いが,クリームより油性成分の量が少なく粘度が低いので,伸びがよく,さっぱりしている。(出典:百科事典マイペディア)
「乳液」はクリームと同じく化粧水で肌に与えた水分が蒸発しないようにする役割があります。
クリームより油分が少なく水分量が多い為、仕上がりがサッパリした感じになるという特徴があります。
使い方・例文
・化粧だけはいつも簡単だった。 化粧水と乳液のみで、べース・クリームもファンデーションも使わない。 (出典:帚木蓬生『受精』)
・デパートやドラッグストアに行くと、無意識むいしきに目が乳液を探してしまう。(出典:竹宮ゆゆこ『ゴールデンタイム 04巻 裏腹なる don’t look back』)
・ 搗つき立ての餅もちのような肌が現われ、淡紅色の乳首から乳液が滴り落ちた。(出典:黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 4 東征の巻(上)』)
・考えてみれば顔に乳液を塗りながら、褌はないだろうと思いあたるのですが。(出典:麻生佳花『尼は笑う』)
・私は、白木の箪笥たんすの上に置かれたコロンや乳液の瓶を一瞥いちべつして台所に戻った。(出典:坂東眞砂子『葛橋』)