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親展とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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親展

「親展扱い」などのように使う「親展」という言葉。

「親展」は、音読みで「しんてん」と読みます。

「親展」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「親展」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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親展の意味

「親展」には次の意味があります。

手紙や電報で、名宛人自身が開封して読んでほしいという意で使う語。(出典:デジタル大辞泉)

 「親展」とは名宛人に確実に開封してほしい重要な文書を送る際に使う言葉です。
名宛人のプライバシーに関わる書面などを送るときによく使われます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・これは長野県知事浅田徳則から榎本武揚外務大臣に提出された親展扱いの公文書である。
(出典:宮原安春『軽井沢物語』)

・この日、スターリン首相はトルーマン大統領に親展秘密の一書をしたためた。
(出典:半藤一利『聖断 天皇と鈴木貫太郎』)

・下町にある事務所で、アンドルー・ペニングトン氏は親展書の封を切っていた。
(出典:クリスティ/西川清子訳『ナイルに死す』)

・名前の横には、『親展』そして『大至急』とあった。
(出典:今野緒雪『スリピッシュ! 2 ―盤外の遊戯―』)

・電報は、東郷外相が野村大使にあてた極秘親展電である。
(出典:児島襄『開戦前夜』)

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類語

親披(しんぴ)
意味:封書の脇付(わきづけ)の一。宛名人が自分で開封するようにという気持ちを示す。(出典:デジタル大辞泉)

直披(ちょくひ)
意味:封書のあて名の脇付の一つ。あて名の人の直接の開封を求めるもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)

他見を憚る(たけんをはばかる)
意味:ほかの人が見ること。また、ほかの人に見せること。(出典:デジタル大辞泉)

親覧(しんらん)
意味:高貴の人が直接自分で見ること。特に天子がみずからご覧になること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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