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マタギとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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マタギ

「マタギをする人」などのように使う「マタギ」という言葉。

「マタギ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「マタギ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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マタギの意味

「マタギ」には次の意味があります。

東北・北越、特に秋田地方の山間に住む猟師の一団。狩猟中は山言葉を使い、頭目の指揮下に古来の伝統を守って生活する。まとぎ。やまだち。(出典:デジタル大辞泉)

『マタギ』という漫画や映画でその生活の様子が描かれています。
マタギの歴史は平安時代にまで遡り、独特の宗教観や生命倫理の点で、日本の他の猟師や近代的な狩猟者とは異なっています。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・あの地で一度マタギをやめた身としては、あまり会いたくない相手だった。
(出典:熊谷達也『邂逅(かいこう)の森』)

マタギの体は、半分は親から、残りの半分は山から貰ったものだからな。
(出典:熊谷達也『邂逅(かいこう)の森』)

・その老人の言うには、お前がマタギをしたのでは山のものが困るから止めてはくれぬか。
(出典:柳田国男『遠野物語 付・遠野物語拾遺』)

マタギのアイヌ語は、すくなくともそれを言語のうえで証明するものだと思う。
(出典:知里真志保『日本語とアイヌ語の関係』)

マタギ村でも盛んにこれを採取しまた周囲にこれを栽培するが、そのマダとは関係がないといっている。
(出典:柳田国男『山の人生』)

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類語

山立やまだち
意味:狩人。猟師。また、またぎ。(出典:デジタル大辞泉)

狩猟しゅりょう
意味:野生の鳥獣を各種の猟具や猟犬を用いて捕獲すること。(出典:百科事典マイペディア)

猟師りょうし
意味:狩猟を職業とするもの。狩人ともいった。(出典:日本大百科全書)

狩人かりゅうど
意味:狩猟を職とする人。猟師。かりうど。(出典:デジタル大辞泉)

採集狩猟民さいしゅうしゅりょうみん
意味:農耕や牧畜ではなく,野生動植物の採集狩猟および漁労により主な生計を立てる人々。(出典:百科事典マイペディア)

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