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両極端とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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両極端

「両極端なことを言う」などのように使う「両極端」という言葉。

「両極端」は、音読みで「りょうきょくたん」と読みます。

「両極端」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「両極端」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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両極端の意味

「両極端」には次の意味があります。

両方のはし。また、二つのものがそれぞれ極端で、ひどくかけ離れていること。(出典:デジタル大辞泉)

ただ単に離れているだけではなく、絶対に交わることがないくらい離れている、という意味で使います。
物理的な距離を表すこともあれば、人の思想や意見など、無形のものに対しても使うことができます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・いくら小さい国だと言ったところで、国と国との両極端に当るのです。
(出典:中里介山『大菩薩峠』)

・その両極端の印象が百合人の頭の中に一緒にはいってきた。
(出典:島尾敏雄『出孤島記』)

・この作家は社会の両極端に暮す人たちを親しく知っていたのである。
(出典:サンド/篠沢秀夫訳『愛の妖精』)

・それにしても、どうしてこう両極端になってしまうのであろうか。
(出典:森瑤子『ある日、ある午後』)

・人の感情というものは激しければ激しいほど、両極端に揺れ動くのだ。
(出典:小池真理子『悪の愛情論』)

類語

正反対(せいはんたい)
意味:まったく反対であること。まるで、あべこべであること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

真逆(まぎゃく)
意味:まったく逆であること。正反対なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

対極(たいきょく)
意味:反対の極。相対する点。(出典:精選版 日本国語大辞典)

対照的(たいしょうてき)
意味:二つの事物の違いが、非常にきわだって認められるさま。(出典:デジタル大辞泉)

二極化(にきょくか)・二極分化(にきょくぶんか)
意味:中間が減少して両極端に分かれる現象。(出典:デジタル大辞泉)

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