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乱痴気とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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乱痴気

「乱痴気さわぎ」などのように使う「乱痴気」という言葉。

「乱痴気」は、音読みで「らんちき」と読みます。

「乱痴気」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「乱痴気」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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乱痴気の意味

「乱痴気」には次の意味があります。

気を取り乱して理性を失うこと。また、多くの人が入り乱れて混乱した状態になること。(出典:デジタル大辞泉)

理性なく大暴れしたり、酒宴の席やけんかなどで大騒ぎをすることを意味します。
騒いでいる当事者を指して使うこともあります。いい意味では用いられません。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・三月にはマンドレイクが何本か、第三号温室で乱痴気パーティを繰り広げた。
(出典:ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 2 ハリー・ポッターと秘密の部屋』)

・買い物だホストだと乱痴気な空騒ぎをしていた頃は、我ながら一種の「軽躁状態」であった。
(出典:中村うさぎ『さすらいの女王』)

乱痴気な酔漢を路上に見るのは珍しくない時代であったが、父の酔態は、そんな酔ッぱらいの多い梅見客の中でさえ人目をひいた程だった。
(出典:吉川英治『忘れ残りの記』)

・本来は、粛然たる趣のある雅楽のはずだが、酒興の乱痴気を沸かせるだけの目的であるから、呂も律も譜もあったものではない。
(出典:吉川英治『平の将門』)

・そしてその乱痴気さわざに、処女も若い夫人も関係なく、かわいそうな宮廷の女たちは、いやおうなしにひきずりこまれている。
(出典:R・E・ハワード『狂戦士コナン』)

類語

狂乱(きょうらん)
意味:正気を失い乱れて常態を失うこと。また、その状態。狂惑。(出典:精選版 日本国語大辞典)

狂騒(きょうそう)
意味:狂ったような騒がしさ。(出典:デジタル大辞泉)

てんやわんや
意味:大勢の人が秩序なく動き回り、ごった返すこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

どんちゃん
意味:入り乱れてたたかうさま、心が乱れ騒ぐさま、などを表わす語。(出典:精選版 日本国語大辞典)

狂態(きょうたい)
意味:正気とは思われない振る舞いや態度。(出典:デジタル大辞泉)

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