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両手に花とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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両手に花

「両手に花で酒を飲む」などのように使う「両手に花」という言葉。

「両手に花」は、「りょうてにはな」と読みます。

「両手に花」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「両手に花」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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両手に花の意味

「両手に花」には次の意味があります。

美しい花を両手に持ったよう。二つのよいものを同時に手に入れることのたとえ。特に、左右に女性がいてひとりじめにしているような状態をいう。(出典:ことわざを知る辞典)

両手に持つ花はもともと「桜」と「梅」を意味したようです。
二つの美しいものやよいものを同時に獲得することのたとえです。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ひょっとしてうちのっ子とあの子で両手に花でよろしくやってるわけ?
(出典:三上延『シャドウテイカー5 ドッグヘッド(完)』)

・だけどあたしはたしかに両手に花を抱いていたんだわ。
(出典:デュラス/三輪秀彦訳『ジブラルタルの水夫』)

・リュウシのライバルは藤和であり、転校生の両手に花はこの二人なのだ。
(出典:入間人間『電波女と青春男 第6巻』)

・「両手に花か、畜生」 男たちは結局そう言って信じ込むようであった。
(出典:半村良『雨やどり』)

・これを世間では両手に花というのかもしれない。
(出典:奈須きのこ『歌月十夜-41 こみっく月姫』)

類語

手中に収める(しゅちゅうにおさめる)
意味:自分のものとする。(出典:精選版 日本国語大辞典)

金的を射落とす(きんてきをいおとす)
意味:多くの人があこがれていたものを、自分のものにする。(出典:デジタル大辞泉)

一挙両得(いっきょりょうとく)
意味:一つの行動によって、二つの利益を収めること。一度に二様の利益を得ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

一石二鳥(いっせきにちょう)
意味:一つのことをして、二つの目的を果たすたとえ。また、二つの利益を得ることのたとえ。(出典:四字熟語を知る辞典)

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