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シナプスとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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シナプス

「シナプス伝達」などのように使う「シナプス」という言葉。

英語では「synapse」と表記します。

「シナプス」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「シナプス」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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シナプスの意味

「シナプス」には次の意味があります。

医学・生物学用語で、ニューロン間の接合部をいう。広義のシナプスには、ニューロンと筋繊維(医学では線維を使う)または分泌細胞との接合部位も含める。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

電気的シナプス・化学的シナプス・シナプス前膜/後膜など種類や箇所で言い分けられます。
シナプス自体は”接合部”を表す言葉であるため、身近なもので例えれば差し込み口と差し込みプラグという接合部を「コンセント(シナプス)」と総称しているようなものです。
電気的、化学的シナプスは一般的な電気コンセントとLANコンセントのような違いがあり、シナプス前膜=差し込みプラグ、シナプス後膜=差し込み口、などのように考えられると想像に易くなります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

シナプスでは、物質の分泌とそれを受けるための構造がきちんとある。
(出典:澤口俊之『あぶない脳』)

・このシナプスの部分を拡大してみると、わずかな隙がみられる。
(出典:宮田親平『ハゲ、インポテンス、アルツハイマーの薬』)

・脳の構造、つまりシナプス、ニューロン結合は個人によって異なるからね。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 2-5121小隊の日常』)

・ひとつの神経細胞に一〇〇〇から一万のシナプスがあります。
(出典:養老孟司『バカの壁』)

・こうした感動の場合は、脳のシナプスを電流が駆けめぐっている感じがする。
(出典:齋藤孝『「できる人」はどこがちがうのか』)

類語

ニューロン
意味:神経細胞とそれから出る軸索突起,樹状突起からなる。興奮の伝導は細胞体から軸索へ向かい,シナプスを経て,次のニューロンの細胞体または筋肉などの実行器へ伝えられる。(出典:百科事典マイペディア)

・シナプス伝達(しなぷすでんたつ)
意味:ある神経細胞から次の神経細胞へ情報が伝えられること。(出典:デジタル大辞泉)

神経筋接合部(しんけいきんせつごうぶ)
意味:NMJと略称。運動神経繊維が筋繊維と接合する部分をいう。(出典:世界大百科事典 第2版)

房室接合部(ぼうしつせつごうぶ)
意味:心臓の心房と心室の境界部にある房室結節とヒス束を合わせた部分。(出典:デジタル大辞泉)

継手(つぎて)
意味:機械、建造物の部材を結合する構造の総称。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

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