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一匹狼とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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一匹狼

「業界の一匹狼」などのように使う「一匹狼」という言葉。

「一匹狼」は、訓読みで「いっぴきおおかみ」と読みます。

「一匹狼」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「一匹狼」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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一匹狼の意味

「一匹狼」には次の意味があります。

組織の力に頼らないで、自分の力だけで行動する人。(出典:デジタル大辞泉)

群れを離れて1匹だけで生きている狼が由来の言葉です。
狼は幼い頃は親や兄弟と一緒に生活しますが、親離れすると大抵は親兄弟と離れて暮らします。その時の「一匹」の状態を指した言葉です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・みんなが一匹狼のような性格をしていて、妙な個性派人間の集団だった。
(出典:江川卓『たかが江川されど江川』)

・俺達が一匹狼なのかどうか確信が持てずに、攻撃を躊躇しているのだ。
(出典:川又千秋『狂走団』)

・股旅ものや西部劇に登場する一匹狼の風来坊のようにはとてもいかない。
(出典:永六輔『遠くへ行きたい』)

・小端は、前に話したことがある捜査二課的地上げ屋の一匹狼的存在だ。
(出典:姉小路祐『動く不動産』)

・さまざまな悪だくみをする一匹狼の連中も同じく分類外である。
(出典:ヴィドック/三宅一郎訳『ヴィドック回想録』)

類語

除け者(のけもの)
意味:仲間から遠ざけられた者。仲間はずれ。(出典:デジタル大辞泉)

アウトサイダー(outsider)
意味:社会常識の枠にはまらない独自の思想の持ち主。(出典:デジタル大辞泉)

異分子(いぶんし)
意味: 一団の人の中で他の多くのものと性質、思想、意見などが違っているもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)

独立独歩(どくりつどっぽ)
意味:他人にたよらず、自分の信じるところに従って行動すること。(出典:デジタル大辞泉)

一本立ち(いっぽんだち)
意味:他人から援助を受けず、独立して物事をすること。(出典:デジタル大辞泉)

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