マスコット
「可愛らしいマスコットの人形」などのように使う「マスコット」という言葉。
「マスコット」は、英語で「mascot」と読みます。
「マスコット」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「マスコット」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
マスコットの意味
「マスコット」には次の意味があります。
・幸福をもたらす守り神として、身近においたり可愛がったりする愛玩物・小動物など。(出典:)
もともとはフランスのプロバンス地方の魔女マスコmascoに由来する語で、幸運をもたらすお守りのように身近に置いておく人や物、福の神ほか縁起のよいものを言います。
また、企業やイベントなどのシンボルとなるキャラクターを指すこともあります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・いつの頃からか小隊にいつき、今では隊のマスコット的な存在になっている。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 4-5121小隊-熊本城決戦』)
・表情も明るくよく気の付く女の子で、部内のマスコット的存在になっていた。
(出典:山田智彦『銀行 男たちのサバイバル』)
・子供のころに伊賀の里で行われた忍者コンテストのマスコットキャラになったこともあるサラブレッドなのです。ご先祖様だって『信長の野望』に出てるんだからね。
(出典:林亮介『和風Wizardry純情派 1』)
・一つは、マヨネーズのマスコットキャラそっくりな三頭身の人形。
(出典:高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第1巻』)
・では、魚のマスコットつきの鍵を持ち去ったのは、彼女を絞殺した犯人だろうか。
(出典:西村京太郎『歪んだ朝』)
・「レイコってどう書くの」思わずはじめにK社のマスコットマークを書き入れてしまう。
(出典:長嶋有『パラレル』)
・自分も来年は、マスコットギャルになりたいといいましてね。
(出典:西村京太郎『寝台特急「ゆうづる」の女』)
・そこでタクシーの運転手たちがいつとはなしに発明したのがマスコット人形である。
(出典:加藤秀俊『一年諸事雑記帳(上) 1月~6月』)