ベスト
「ベストの選択」などのように使う「ベスト」という言葉。
英語では「best」と表記します。
「ベスト」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「ベスト」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ベストの意味
「ベスト」には次の意味があります。
・最もすぐれたもの。一番よいもの。最良。最上。最善。他の外来語の上に付けても用いる。（出典：精選版 日本国語大辞典）
「ベストの選択」で「最良の選択」、「ベストを尽くす」で「最善を尽くす」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・与えられた状況のなかでベストを尽くすのが選手の役割なのだ。
（出典：山際淳司『男たちのゲームセット』）
・実家に帰ることがベストの選択であることは、私にはよく分かっていた。
（出典：山本文緒『眠れるラプンツェル』）
・穏便にことを済ますなら僕が動くのがベストだろうけど。
（出典：平坂読『ホーンテッド! 1』）
・二人とも同じタイムのベスト記録を持っていた。
（出典：山際淳司『エンドレス・サマー』）
・これまでのST作品の中でベスト・ワンのものだ。
（出典：ヴォンダ・マッキンタイア／斉藤伯好訳『宇宙大作戦 スター・トレック4／故郷への長い道』）
・こちらはベスト・メンバーを組むのである。
（出典：山口瞳『酒呑みの自己弁護』）
類語
・トップ
意味：首位。1位。（出典：デジタル大辞泉）
・ナンバーワン
意味：実力や人気が一番であること。また、その人。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・最高（さいこう）
意味：この上なくすばらしいこと。もうその程度以上のことはあり得ないと思われるようなようす。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・一番（いちばん）
意味：最も優れているもの。また、最も大切なこと。（出典：デジタル大辞泉）
・一等（いっとう）
意味：いちばん優れている物や事。（出典：デジタル大辞泉）
