フレーバー
「フレーバーを楽しむ」などのように使う「フレーバー」という言葉。
英語では「flavor」と表記します。
「フレーバー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「フレーバー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
フレーバーの意味
「フレーバー」には次の意味があります。
・ 食べ物を口に入れたときに感じる香りと風味。(出典:デジタル大辞泉)
「フレーバー」は単なる「香り」ではなく、あくまでもは「食品の香りと風味」を意味します。
「フレイバー」と表記される場合もありますが、同じ意味です。
ちなみに、化粧品などの香りは「パフューム」といい、「フレーバー」と区別されます。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・香りからして柑橘系のフレーバーをつけた紅茶らしい。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第10巻 -Elements』)
・ちょっと薔薇の香りがするすっきりとした紅茶だ。少しだけフレーバーが足してあるみたい。
(出典:篠崎砂美『お隣の魔法使い2 ~不思議は二人の使い魔~』)
・ビーフ・フレーバーとかポーク・フレーバーとかといった即席ラーメンを売っていた。
(出典:江川卓『たかが江川されど江川』)
・金蔵が好む独自のフレーバーを加え、味を調える。
(出典:竜騎士07『うみねこのなく頃に Episode 1 – The Legend of the Golden Witch [A3879D13]』)
・各種フレッシュジュースとフレーバーシロップを使ったオリジナルのノンアルコール・カクテルらしい。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第13巻 -水際の号火』)
類語
・風味(ふうみ)
意味:味。飲食物などが舌に与える趣のあるよいあじわい。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・テイスト
意味:味わい。風味。(出典:デジタル大辞泉)
・香味(こうみ)
意味:飲食物のかおりと味。(出典:デジタル大辞泉)
・芳香(ほうこう)
意味:かぐわしい香り。(出典:デジタル大辞泉)