ブラッシュアップ
「前回よりも大幅にブラッシュアップする予定です」などのように使う「ブラッシュアップ」という言葉。
英語では、「brushup」と表記します。
「ブラッシュアップ」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「ブラッシュアップ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ブラッシュアップの意味
「ブラッシュアップ」には次の意味があります。
・ みがき上げること。学問などの再勉強や鈍った腕や技のみがき直し。（出典：デジタル大辞泉）
より良いものに仕上げることや、技術をより磨く時など、現状よりもよりよくすることを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・つねにブラッシュアップする必要がある。
（出典：吉村達也『丸の内殺人物語』）
・選考会で評価された魅力をブラッシュアップし、主人公たちのバカ度もグレードアップ。
（出典：浅井ラボ『されど罪人は竜と踊る』）
・充実した家事の合間には、学生時代に勉強した外国語をブラッシュアップ。
（出典：沖藤典子『転勤族の妻たち』）
・千八百枚の原稿のブラッシュアップ。
（出典：冲方丁『マルドゥック・スクランブル The Third Exhaust 排気』）
・そのことに対する答えは「慣れる」「自らをブラッシュアップする」ということしかない。
（出典：井上トシユキ,神宮前.org『2ちゃんねる宣言 挑発するメディア』）
類語
・練り上げる（ねりあげる）
意味：計画、文章などを何度も直して優れたものにする。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・改良（かいりょう）
意味：短所や欠点を改めて、よくすること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・練磨（れんま）
意味：学問や技芸などを、修業を重ねて身につけること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・向上（こうじょう）
意味：よりよい方向、すぐれた状態に向かうこと。（出典：デジタル大辞泉）
・改革（かいかく）
意味：不完全なところをあらためかえて、よりよいものにすること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
