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フラッシュバックとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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フラッシュバック

「嫌な記憶がフラッシュバックする」などのように使う「フラッシュバック」という言葉。

「フラッシュバック」は、英語で「flashback」と書きます。

「フラッシュバック」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「フラッシュバック」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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フラッシュバックの意味

「フラッシュバック」には次の意味があります。

過去の出来事がはっきりと思い出されること。逆行再現。(出典:デジタル大辞泉)

特に、シンナーや覚醒剤などの中毒によって、薬物を使っていないときでもストレスなどで幻覚や妄想が起こる現象を指すこともあります。
映画・テレビで、登場人物の激しい心理や緊張した場面などを表現する、瞬間的な画面転換を繰り返す手法を意味することもあります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

フラッシュバックが起きたのなら、記憶も一時的に戻ったのかもしれない。
(出典:松岡圭祐『千里眼 美由紀の正体 下』)

・やめてもな、ひどいときは十年以上もフラッシュバックが続くんだぞ。
(出典:小川勝己『葬列』)

・わたしの頭にいろんなルーミィがパッパッとフラッシュバックしていく。
(出典:深沢美潮『フォーチュン・クエスト 第4巻 ようこそ!呪われた城へ』)

・それはひどく穏やかで、そして幸福に満ちたフラッシュバックだった。
(出典:鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 4』)

・ぼくの中で、いくつかの〈死〉に直結した光景がフラッシュバックされた。
(出典:芦辺拓『月蝕姫のキス』)

類語

トラウマ(trauma)
意味:恐怖・ショック・異常経験などによる精神的な傷。それ以後の行動に、強い制限や影響を及ぼす。(出典:精選版 日本国語大辞典)

PTSD
意味:心的外傷後ストレス障害。忍耐の限界を超えたストレス、たとえば、戦争・災害(地震など)・テロ・事故・犯罪事件などを体験した後に生じる心身の障害のこと。(出典:デジタル大辞泉)

断想(だんそう)
意味:その時々に思い浮かんだ断片的な考え。また、それをしるしたもの。(出典:)

追憶(ついおく)
意味:過去のことを思いやること。さかのぼって過ぎ去ったことを思いしのぶこと。(出典:)

想起(そうき)
意味:以前にあったことを、あとになっておもいおこすこと。特に心理学では、一度経験したことをあとで再生することをいうが、意識的に、いつ、どこで経験したという感情を伴う。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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