バカンス
「バカンスに行く」などのように使う「バカンス」という言葉。
フランス語では「vacances」と表記します。
「バカンス」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「バカンス」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
バカンスの意味
「バカンス」には次の意味があります。
・連続した休暇。また、それを利用した保養や行楽。(出典:精選版 日本国語大辞典)
日本語の「連休」、英語の「バケーション」と同じ意味で、何日も休み楽しむことを表します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・バリにバカンスにいってきて、おみやげを渡したいから出てこられない?
(出典:角田光代『愛がなんだ』)
・これは一九七九年に四週間のバカンスになり、八七年から五週間に拡大された。ヨーロッパ各国はこの「バカンス法」を相次いで制定した。
(出典:宮原安春『軽井沢物語』)
・とくにヨーロッパからのバカンス客は到着前からバカンスに浸っている。
(出典:谷川一巳『世界の「空港」物語』)
・コンスタントに見るのはオーストラリアとヨーロッパからのバカンス客だ。
(出典:谷川一巳『世界の「空港」物語』)
・しかし、二人が同じ時間を過ごしたのは、学生時代のバカンスの間だけのこと。
(出典:東川篤哉『謎解きはディナーのあとで2』)
類語
・休み(やすみ)
意味:休む時間・日・期間。(出典:デジタル大辞泉)
・ホリデー
意味:休日。祭日。(出典:デジタル大辞泉)
・請暇(しんか)
意味:休暇を願い出ること。また、その休暇(出典:デジタル大辞泉)
・バケーション
意味:保養・旅行などのための、比較的長い休暇。(出典:デジタル大辞泉)
・連休(れんきゅう)
意味:休みの日が続くこと。また、その休日。(出典:デジタル大辞泉)