チェックメイト
「チェックメイトまであと1手」などのように使う「チェックメイト」という言葉。
「チェックメイト」は、英語で「check mate」と書きます。
「チェックメイト」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「チェックメイト」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
チェックメイトの意味
「チェックメイト」には次の意味があります。
・チェスにおいて、相手のキングを王手詰めすることを意味する語。広義に、対戦相手や事業等を行き詰らせることを指す。(出典:実用日本語表現辞典)
checkはペルシャ語で「王」を意味する「shah」に、mateはアラビア語で「死」を意味する「mat」に由来するとされています。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・チェックメイトまであと三手というところだ。
(出典:村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 1』)
・君の話が本当ならチェックメイトだ。
・チェックメイトだ。よく見て学ばなくちゃだめだ。
・ルークを取ったら13でチェックメイトよ。
類語
・王手(おうて)
意味:将棋で、直接に王将を攻めたてる手。最終的な勝利を得るまであと一歩の段階。相手の死命を制するような決定的な手段。(出典:デジタル大辞泉)
・詰み(つみ)
意味:将棋で、詰むこと。王将がどこにも逃げられなくなること。(出典:デジタル大辞泉)
・窮地(きゅうち)
意味:追いつめられて困りはてた境遇。万策尽きた苦しい状態。窮境。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・万事休す(ばんじきゅうす)
意味:もはや施す手段がなく、万策尽きる。もはやおしまいで、何をしてもだめだという場合に使う。(出典:デジタル大辞泉)
・切羽詰まる(せっぱつまる)
意味:ある事態などが間近に迫ってどうにもならなくなる。身動きがとれなくなる。(出典:デジタル大辞泉)