タイムリー
「タイムリーな話題」などのように使う「タイムリー」という言葉。
英語では「timely」と表記します。
「タイムリー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「タイムリー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
タイムリーの意味
「タイムリー」には次の意味があります。
・タイミングがよいさま。好都合なさま。(出典:デジタル大辞泉)
「タイムリー」を分かりやすくいうと、「ちょうどいいタイミング」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・タイムリーな事に、中学時代からの友人であるアイツがやってきたみたいだ。
(出典:奈須きのこ『月姫 翡翠 true.txt』)
・しかも、そのタイムリーな使い途が八月十四日の日米共同発表となったのである。
(出典:松本清張『日本の黒い霧(上)』)
・その限りにおいて頼子の出現はタイムリーであったと言える。
(出典:森村誠一『野性の証明』)
・そう考えてしまうほど、祥子さまの言葉はタイムリーであった。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 13 真夏の一ページ』)
・ただ、不思議なことは、畠山行雄が実にタイムリーに北海道から戻って来たことだ。
(出典:松本清張『陸行水行 別冊黒い画集2』)
類語
・好都合(こうつごう)
意味:条件などにかなっていて、都合がよいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・適時(てきじ)
意味:ちょうどよい時。(出典:デジタル大辞泉)
・適当(てきとう)
意味:ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。かなっていること。ふさわしいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・ジャスト
意味:時刻や金額などの数値が、きりのいい数であること。ちょうど。(出典:精選版 日本国語大辞典)