エモーショナル
「エモーショナルな楽曲」などのように使う「エモーショナル」という言葉。
英語では、「emotional」と表記します。
「エモーショナル」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「エモーショナル」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
エモーショナルの意味
「エモーショナル」には次の意味があります。
・ 感情に動かされやすいさま。感情的。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと、「感情を刺激されるさま」という意味です。
エモーショナルを略して「エモい」と使うこともあります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・感情を顔に出すほうではない今井が珍しくエモーショナルになっていた。
(出典:高杉良『呪縛 金融腐蝕列島II(上)』)
・そこにエモーショナルな興奮が結びついているときに、感動は深くなる。
(出典:齋藤孝『「できる人」はどこがちがうのか』)
・彼はどちらかといえばエモーショナルな人間だ。
(出典:山際淳司『Give up オフコース・ストーリー』)
・それがゆえにマウンド上のピッチャーのエモーショナルな感情の揺れが見えない。
(出典:山際淳司『スローカーブを、もう一球』)
・そこで僕が言うような抽象的でエモーショナルな言葉は、しかし大抵、嘘である。
(出典:西尾維新『少女不十分』)
類語
・感情的(かんじょうてき)
意味:理性を失って感情をむきだしにするさま。(出典:デジタル大辞泉)
・感激(かんげき)
意味:強く心に感じて、気持ちがたかぶること。(出典:デジタル大辞泉)
・情緒(じょうちょ)
意味:事に触れて起こるさまざまの微妙な感情。(出典:デジタル大辞泉)
・感傷的(かんしょうてき)
意味:感情を動かされやすく、何かにつけて涙もろくなっているさま。(出典:デジタル大辞泉)
・センチメンタル
意味:感じやすく涙もろいさま。(出典:デジタル大辞泉)