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エスカレーションとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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エスカレーション

「上司にエスカレーションをあげる」などのように使う「エスカレーション」という言葉。

英語では、「escalation」と表記します。

「エスカレーション」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「エスカレーション」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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エスカレーションの意味

「エスカレーション」には次の二つの意味があります。

1 段階的に増大したり、激化したりすること。
2 業務上の下位者が対応しきれない事態が発生したとき、上位者に報告し、事態の対応を引き継ぐこと。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

エスカレーションの意味①「段階的に増大したり、激化したりすること。」

「エスカレーション」の一つ目の意味は「段階的に増大したり、激化したりすること。」です。

「紛争がエスカレーションする」などのように、規模が大きくなったり、激しくなった場合に使われます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・せめて、可能な限り、エスカレーションにブレーキを掛け続けようではありませんか? 
(出典:大石英司『B-1爆撃機を追え』)

・そのような論理は果てもないエスカレーションを呼ぶだけだ。
(出典:ホーガン『巨人たちの星』)

・その代わり脱線していた場の流れを元に戻すことで、それ以上のエスカレーションを未然に防いだ。
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 3 九校戦編 <上>』)

・この争いのエスカレーションは、レモネード屋がピーナッツの屋台をひっくり返して終る。
(出典:小林信彦『世界の喜劇人』)

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類語

増大(ぞうだい)
意味:ふえて大きくなること。(出典:デジタル大辞泉)

激化(げきか)
意味:以前よりもはげしくなること。げっか。(出典:デジタル大辞泉)

亢進(こうしん)
意味:次第にたかぶること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

増進(ぞうしん)
意味:物事の勢いなどがいっそう激しくなること。(出典:デジタル大辞泉)

エスカレーションの意味②「業務上の下位者が対応しきれない事態が発生したとき、上位者に報告し、事態の対応を引き継ぐこと。」

「エスカレーション」の二つ目の意味は「業務上の下位者が対応しきれない事態が発生したとき、上位者に報告し、事態の対応を引き継ぐこと。」です。

仕事上で、「エスカレーションしておいて」と言われたらこの意味です。
「エスカレ」と略して使う場合もあります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・自分で対応できない、または判断がつかない場合は、エスカレーションする。

・多くの業務知識を得ている者に、エスカレーション対応係を任せた。

エスカレーションすべき場面では、素早くあげることが重要だ。

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類語

開申(かいしん)
意味:自己の職権内でしたことを上級者や監督官庁に告げ知らせること。(出典:デジタル大辞泉)

上申(じょうしん)
意味:意見を上の者に申し述べること。(出典:デジタル大辞泉)

報告(ほうこく)
意味:告げ知らせること。(出典:デジタル大辞泉)

注進(ちゅうしん)
意味:事件を急いで目上の人に報告すること。(出典:デジタル大辞泉)

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