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セクトとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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セクト

「セクト対策が必要」などのように使う「セクト」という言葉。

「セクト」は、英語では「sect」、ドイツ語では「sekte」と表記します。

「セクト」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「セクト」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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セクトの意味

「セクト」には次の意味があります。

宗教的あるいは思想的に信条や主義を同じくする者の集団。分派。宗派。党派。また特に、新左翼の党派。(出典:デジタル大辞泉)

元々はキリスト教会の中で分立した集団を区別するために用いた呼称であり、それが転じて現在の意味合いで用いられています。
因みに、左翼とは革命的な思想傾向を持った団体のことです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・逮捕された幹部の中には、元左翼過激派セクトに在籍していた者もいた。
(出典:福井晴敏『川の深さは』)

・もっともここに解釈のちがいが出て来て、いろいろな小セクトが出て来る。
(出典:宮原安春『軽井沢物語』)

・ほかの独立セクトが爆弾闘争を本格的にはじめたのもその年の後半だった。
(出典:藤原伊織『テロリストのパラソル』)

・極左各セクトに面が割れている佐藤警視だと本当に殺されるかも知れない。
(出典:佐々淳行『東大落城 安田講堂攻防七十二時間』)

・兄とは違ったセクトだが、学生運動に命を賭けている様子だった。
(出典:荒俣宏『帝都物語5』)

類語

分派(ぶんぱ)
意味:流儀・政党・学説・団体などが、主となるものから分かれて出ること。また、その分かれ出た流派や仲間。(出典:精選版 日本国語大辞典)

別派(べっぱ)
意味:別の宗派・流派・党派。(出典:デジタル大辞泉)

傍流(ぼうりゅう)
意味:主流からはずれた流派や系統。傍系。(出典:精選版 日本国語大辞典)

アソシエーション(association)
意味:通の目的や関心をもつ人々が、自発的に作る集団や組織。学校・教会・会社・組合など。(出典:デジタル大辞泉)

結社(けっしゃ)
意味:特定多数の人が、共通の目的を達成するために合意によって組織する継続的な団体。また、そういう団体を作ること。(出典:デジタル大辞泉)

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