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イエスマンとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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イエスマン

「あいつはイエスマンだ」などのように使う「イエスマン」という言葉。

英語では「yes-man」と表記します。

「イエスマン」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「イエスマン」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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イエスマンの意味

「イエスマン」には次の意味があります。

信念がなく、何を言われても「はい、はい」と人の言いなりになる人。どんなことでも権力や目上の人の命令に全くさからわず無批判に従う人。(出典:精選版 日本国語大辞典)

つまり「イエスマン」とは「どんなことに関しても立場が上の人の言いなりになる人」という意味です。
わかりやすく言えば、何でも「イエス(はい)」と言う人のことです。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

イエスマンをやるなら、せめてもっとはっきりした態度でやってほしい。
(出典:米澤穂信『古典部シリーズ3 クドリャフカの順番』)

・三輪は無能だが、イエスマンなので、その地位を保っているといわれる。
(出典:小林信彦『神野推理氏の華麗な冒険』)

・ただのイエスマンじゃない所を見せてやったぜ。
(出典:きゃんでぃそふと『つよきすACT D』)

・平家滅亡後に台頭した源頼朝がそうで、イエスマンばかりを周辺に集めた。
(出典:青木雨彦『平家物語の知恵』)

・勝田はイエスマンに徹しながらも抜け目はなく、老獪さを併せ持っていた。
(出典:山田智彦『銀行 男たちのサバイバル』)

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類語

従順(じゅうじゅん)
意味:人の言うことやきまりなどに素直に従うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

唯唯諾諾(いいだくだく)
意味:少しも逆らわずに他人の言いなりになるさま。(出典:デジタル大辞泉)

取り巻き(とりまき)
意味:金持ちや権力者につきまとって機嫌をとること。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

随従(ずいじゅう)
意味:言われるままに人の意見に従うこと。(出典:デジタル大辞泉)

長い物には巻かれろ(ながいものにはまかれろ)
意味:自分より力の強いものや上位の者には、とりあえず従っておくのが無難で得策であるというたとえ。(出典:ことわざを知る辞典)

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