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やたらとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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やたら

「むやみやたら」などのように使う「やたら」という言葉。

「やたら」は、漢字では「矢鱈」と書きます。

「やたら」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「やたら」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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やたらの意味

「やたら」には次の意味があります。

根拠・節度がないさま。筋が通らないさま。めちゃくちゃ。むやみ。(出典:デジタル大辞泉)

「やたら」は漢字で「矢鱈」と書きますが、これは当て字です。
「むやみやたら」と言うことも多いですが、「むやみ」も「やたら」も同じ意味の言葉です。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

やたらにたくさんの人に話したところで効果があるとは思えない。
(出典:井田真木子『もうひとつの青春 同性愛者たち』)

・詩もずいぶん書いたし、やたらと人物が登場する小説も書いた。
(出典:クリスティ/赤冬子訳『三幕の殺人』)

・新聞記者がきて、やたらなことを書かれるのはやりきれないですからね。
(出典:H・ロフティング/井伏鱒二『ドリトル先生物語全集(全12巻) 9 ドリトル先生 月から帰る』)

・借金取りがやたら来るのは借りた金を返さないという明確な理由がある。
(出典:佐藤愛子『冥途のお客』)

やたら長く感じられる時間の間に、僕はいくつかのことを考えた。
(出典:サタミシュウ『私の奴隷になりなさい』)

・これって確か、入るとき店頭に飾られてたやたらリアルな人形だよな!?
(出典:伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第6巻』)

・しめっているので、茸はやたら出るが、私は絶対にとらない。
(出典:佐野洋子『神も仏もありませぬ』)

・何をいっているのか知りもしないで、やたら、悪魔など呼ぶべきではありませんよ。
(出典:C・S・ルイス/瀬田貞二訳『(ナルニア国物語7) 最後の戦い』)

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