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ばつが悪いとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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ばつが悪い

「ばつが悪そうな顔をする」などのように使う「ばつが悪い」という言葉。

「ばつが悪い」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「ばつが悪い」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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ばつが悪いの意味

「ばつが悪い」には次の意味があります。

きまりが悪い。ぐあいが悪い。(出典:デジタル大辞泉)

「ばつ」は「場都合」の略であるという説が最も有力です。

「ばつが悪い」はそのままの意味で受け取り、何らかの原因でその場での都合が悪い、つまり体裁が良くない状態であることを示す表現である、と考えると理解しやすいです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ロンのほうは、ばつが悪そうな顔だったが、同時にかなり満足げだった。
(出典:ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 6 ハリー・ポッターと謎のプリンス(上)』)

・こんな失敗をした時には内にいて御三なんぞに顔を見られるのも何となくばつが悪い
(出典:夏目漱石『吾輩は猫である』)

・振り向くと、野中と林に挟まれて、上条がばつが悪そうに立っている。
(出典:新津きよみ『愛読者』)

・「ばれちゃった」 ばつが悪そうに舌を出しながら、ミレルは笑った。
(出典:水野良『剣の国の魔法戦士』)

・全員が顔を見合わせ、それから何ともばつが悪そうな表情になった。
(出典:菊地秀行『吸血鬼ハンター13 D-邪神砦』)

類語

気恥ずかしい(きはずかしい)
意味:なんとなく恥ずかしい。きまりが悪い。(出典:デジタル大辞泉)

決まりが悪い(きまりがわるい)
意味:他に対して面目が立たない。恥ずかしい。(出典:デジタル大辞泉)

うら恥ずかしい(うらはずかしい)
意味:自分の欠点・過失などを自覚して体裁悪く感じるさま。面目ない。(出典:デジタル大辞泉)

肩身が狭い(かたみがせまい)
意味:他の人や世間に対して面目が立たない。(出典:精選版 日本国語大辞典)

面目ない(めんぼくない)
意味:恥ずかしくて顔向けできない。(出典:デジタル大辞泉)

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