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旧交を温めるとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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旧交を温める

「同窓会であった友と旧交を温める」などのように使う「旧交を温める」という言葉。

「旧交を温める」は、「旧交」が音読み、「温める」が訓読みで「きゅうこうをあたためる」と読みます。

「旧交を温める」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「旧交を温める」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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旧交を温めるの意味

「旧交を温める」には次の意味があります。

昔からの交際を再び始める。(出典:デジタル大辞泉)

「旧交を温める」とは、久しぶりに会って昔のような親しい付き合いを再開するという意味の慣用句です。
「旧交」とは「昔からある付き合い」、「温める」とは「好ましい状態にする」という意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・その温泉に大学時代の仲間が二十年振りかで集まって旧交を温めた。
(出典:高橋克彦『即身仏(ミイラ)の殺人』)

・どうせ切っても切れない関係であれば、もう一度旧交を温めようではありませんか。
(出典:森村誠一『棟居刑事の断罪』)

・ そうして旧交を温めておくのも、今後お互いの人生にとって無駄ではあるまいと思う。
(出典:横溝正史『金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家 下』)

・ 僚が手紙で勇作を呼びだしたのは、昔の友達である彼と、旧交を温めたかったからだ。
(出典:わかつきひかる『AKUMAで少女 02 ~嵐を呼ぶ転校生~』)

・ その五人は年に一度集まって、旧交を温めている。
(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!短編集07 安心できない七つ道具?』)

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類語

懇意(こんい)
意味: 親しく交際していること。仲よくつきあうこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

後会(こうかい)
意味:後日再び会うこと。再会。(出典:デジタル大辞泉)

顔を合わせる(かおをあわせる)
意味: 顔を向き合わせる。会う。(出典:デジタル大辞泉)

旧情を温める(きゅうじょうをあたためる)
意味:(久しぶりに昔の知人、友人などに会ったりして)以前の交情をよみがえらせる。疎遠になっていた友情を、もとのようにする。(出典:精選版 日本国語大辞典)

旧歓を暖める(きゅうかんをあたためる)
意味:久しく絶えていた人との間の昔の楽しみや友情を元のようにする。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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