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どんでん返しとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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どんでん返し

「クライマックスでのどんでん返し」などのように使う「どんでん返し」という言葉。

「どんでん返し」は、訓読みで「どんでんがえし」と読みます。

「どんでん返し」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「どんでん返し」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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どんでん返しの意味

「どんでん返し」には次の意味があります。

 正反対にひっくり返すこと。話・形勢・立場などが逆転すること。(出典:デジタル大辞泉)

話や立場がまったくの正反対方向にひっくり返ることを意味します。
歌舞伎で、大道具を90度後ろへ倒し、底面を垂直に立てて次の場面に転換させることを指すこともあります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・次なるどんでん返しがあるんじゃないかと、期待してしまったのだ。
(出典:西尾維新『忘却探偵シリーズ 2 掟上今日子の推薦文』)

・そうとしか見えなかったものが向きがかわることによって、どんでん返し
(出典:北村薫『覆面作家の夢の家』)

・復讐のためでも、殺人のためでも、どんでん返しの悲劇のためでもない。
(出典:森瑤子『ママの恋人』)

・このドラマには、最後にどんでん返しがあって、おまけがついていた。
(出典:良知力『向う岸からの世界史 ―一つのの四八年革命史論』)

・ひょっとして、先ほどのどんでん返しのような仕掛けがここにもあるのではないか。
(出典:綾辻行人『暗黒館の殺人(上)改訂6-2-8』)

・そうするとこの煉瓦の一部分が、どんでん返しになるという仕掛けかな。
(出典:横溝正史『金田一耕助全集 [金田一耕助ファイル8] 横溝正史 「迷路荘の惨劇」 v0.9』)

・ところがあの事件を契機として、本條家ではどんでん返しが起こったのである。
(出典:横溝正史『金田一耕助全集 [金田一耕助ファイル20] 横溝正史 「病院坂の首縊りの家 下」』)

・幽霊のように怪盗がはいってきたら、どんでん返しが待っています。
(出典:北杜夫『怪盗ジバコ』)

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