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うじゃけるとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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うじゃける

「放っておいたらうじゃけてしまった」などのように使う「うじゃける」という言葉。

「うじゃける」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「うじゃける」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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うじゃけるの意味

「うじゃける」には次の二つの意味があります。

1 果実が熟れすぎてくずれる。また、傷あとなどがただれて、くずれる。
2 態度や身なりがだらしなく、くずれている。だらける。
(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

うじゃけるの意味①「果実が熟れすぎてくずれる。また、傷あとなどがただれて、くずれる。」

「うじゃける」の一つ目の意味は「果実が熟れすぎてくずれる。また、傷あとなどがただれて、くずれる。」です。

果物や野菜などに使う場合は、時間の経過とともに色が変わり、皮や実がふにゃふにゃと柔らかくなり崩れた、食べごろを過ぎた状態になることを言います。
傷口のことを言う場合は、かさぶたができる前の状態で、表皮がはがれ膿が出ていたり水ぶくれが破れたりして、じゅくじゅくした状態になることを言います。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・せっかくもらった柿がうじゃけてしまった。

うじゃける前に食べなよ。

・昨日転んだときにできた膝の傷がうじゃけてきちゃった。

・どうしたのその怪我?うじゃけてしまっているね。病院に行ったら?

類語

爛熟(らんじゅく)
意味:果実がくずれそうなまでに熟しきっていること。(出典:デジタル大辞泉)

熟む(うむ)
意味:果実が熟じゅくして、柔らかくなる。うれる。(出典:デジタル大辞泉)

熟れる(うれる)
意味:果実や穀物などが十分みのる。実がいる。熟じゅくす。(出典:デジタル大辞泉)

じゅくじゅく
意味:湿気を含んでいるさま、湿気が中からしみだしてくるさまなどを表わす語。じくじく。(出典:精選版 日本国語大辞典)

うじゃけるの意味②「態度や身なりがだらしなく、くずれている。だらける。」

「うじゃける」の二つ目の意味は「態度や身なりがだらしなく、くずれている。だらける。」です。

こちらは、人に対して使う言葉で、無気力でだらしなくなり、身だしなみもおざなりになっている様子を表します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・あいつは大学生になってからすっかりうじゃけてしまった。

・明日は大切な日なんだからな。うじゃけるなよ。

・一人暮らしだからうじゃけても誰にも何も言われない。

・ふと見ると、彼はうじゃけた顔をしていた。

類語

だらける
意味:緊張感がなくて、気持ちやからだにしまりがなくなる。だらしなくなる。(出典:デジタル大辞泉)

だらしない
意味:きちんとしていない。整っていない。(出典:デジタル大辞泉)

しだらない
意味:人の行いや物事の状態などにしまりがない。だらしない。(出典:デジタル大辞泉)

ぐうたら
意味:ぐずぐずして気力のないさま。また、その人。なまけもの。ぐず。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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