閑散とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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閑散

「閑散する」などのように使う「閑散」という言葉。

「閑散」は、訓読みで「かんさん」と読みます。

「閑散」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「閑散」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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閑散の意味

「閑散」には次の三つの意味があります。

1 ひっそりと静まりかえっていること。また、そのさま。
2 仕事がなくて暇なこと。また、そのさま。
3 売買・取引などが少ないこと。また、そのさま。(出典:小学館)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

閑散の意味①「ひっそりと静まりかえっていること。また、そのさま。」

「閑散」の一つ目の意味は「ひっそりと静まりかえっていること。また、そのさま。」です。

「平日の閑散とした遊園地」で「平日でひっそりと静まりかえってる遊園地」というような意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・昼日なかでさえ閑散とした村の中通りを、奇妙なものたちが埋めていた。
(出典:菊地秀行『吸血鬼ハンター07a D-北海魔行 上』)

・だがほとんどのベッドは使われておらず、部屋の中は閑散としていた。
(出典:瀬名秀明『パラサイト・イヴ』)

・しかし今夜はその声も、閑散としたこの教会に劣らず静まり返っていた。
(出典:ダン・ブラウン『ダヴィンチ・コード(上)』)

類語

隙間(すきま)
意味:あいている時間。ひま。(出典:小学館)

空き(あき)
意味:物が詰まっていないこと。すきま。空間。余地。余白。(出典:小学館)

閑地(かんち)
意味:静かな土地。(出典:精選版 日本国語大辞典)

閑散の意味②「仕事がなくて暇なこと。また、そのさま。」

「閑散」の二つ目の意味は「仕事がなくて暇なこと。また、そのさま。」です。

「閑散な日を送りかねて」で「仕事がなくて暇な日を送って」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・まだ夜になったばかりだと言うのに深夜のように閑散としていた。
(出典:小野不由美『黒祠の島』)

・スピガの一階にも店を出しているので、こっちのほうは閑散としている。
(出典:姫野カオルコ『ツ、イ、ラ、ク』)

・店はいつもより閑散とした感じだったが、私は気にならなかった。
(出典:半村良『魔女街』)

類語

暇(ひま、いとま)
意味:用事のない時間。ひま。(出典:小学館)

余暇(よか)
意味:余ったひまな時間。仕事の合間などの自由に使える時間。(出典:小学館)

寸暇(すんか)
意味:ほんの少しのあき時間。(出典:小学館)

閑散の意味③「売買・取引などが少ないこと。また、そのさま。」

「閑散」の三つ目の意味は「売買・取引などが少ないこと。また、そのさま。」です。

「不景気で閑散な市況」で「不景気で取引のない市場」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ちょうど店内は一日の中でいちばん閑散とした時刻に当っているらしい。
(出典:川上宗薫『感度の問題』)

・大半の捜査員が出払っている本部は、今のところはまだ閑散としている。
(出典:宮部みゆき『模倣犯-上』)

閑散な午後のいま頃、まさか新しい客が入って来るとは予期していなかった。
(出典:カー/宇野利泰訳『帽子蒐集狂事件』)

類語

不景気(ふけいき)
意味:盛んな状態を失うこと。ふるわないこと。活気がないこと。閑散としていること。陰気なこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

手空き(てあき)
意味:する事がなくて暇なこと。手のすいていること。また、その人。(出典:精選版 日本国語大辞典)

幕間(まくあい)
意味:演劇で、一幕が終わって、次の一幕が始まるまでの間。舞台に幕が下りている間。(出典:小学館)

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